■地域力再生セミナー(京都)

 緑の分権改革〜あるものを生かす地域力創造に向けて
        総務省自治財政局長(前地域力創造審議官) 椎川 忍

 日本の再生のためには行政・財政の分権と同時に、社会・経済の分権が必
要です。
 あまり知られていませんが、総務省では地域の絆を強め、地域に「ある」
人材、資源を活用して地域再生をはかる政策「緑の分権改革」を進めていま
す。
 その基本理念は「トリクルダウンからファウンテンモデルへ」です。
 具体的には補助金に頼らない、地域主導による「再生可能エネルギーの活
用」「農林漁業の六次産業化、スモールビジネス」「地域ツーリズム(地域
旅)、都市農村交流」などを後押しするものです。
 このたび、平成21年秋に当時の原口総務大臣の指示をうけ、その立案・
運用に携わってきた椎川忍氏が、地域再生への思いを語り、具体的な施策内
容を解説し、来場の皆様と意見交換を行います。

□日時/場所/会費
○講演
 12年1月13日(金曜日) 17時開場、18時開演〜20時まで
 京 都/学芸出版社3階
 http://www.gakugei-pub.jp/kaisya/index.htm
 会 費/1000円、定員70名(先着順)
○交流会
 同日、同会場、講演終了後21時まで
 会 費/1000円、定員35名(先着順)
○詳細&お申し込み
http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1111siik/index.htm

・参考図書(当日、時間が許す限りサインさせて頂きます)
『緑の分権改革〜あるものを生かす地域力創造』http://bit.ly/q9dHaa

[大森 彌(東京大学名誉教授)コメント]
椎川忍さんはリュクサックを背負って地域の現場を訪ね歩いている。まっす
ぐに地域へ向かう眼差しが一冊の魅力的な著書に結実した。本書は、「緑の
分権改革」という国の政策の解説を超えて文明のあり方にまで及んでいる。
地域力の大切さを説く本書に自治官僚の真骨頂を見る思いだ。
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