■シンポジウム「公共建築のこれから〜とことん使う知恵〜」

             つなげてゆく建築・まちづくり考シリーズ1

日時:平成23 年12 月17 日(土)18 時〜21時(開場:17時40分)
会場:世田谷区区民会館集会室(東京都世田谷区世田谷4-2-27)
参加費無料、資料代:500円、先着220 人
詳細:JIA世田谷地域会HP
http://www.jia-setagaya.com/99_blank.html

私たちに身近な学校やコミュニティーセンターなどの公共施設の多くは戦
後建てられた建物ですが、まだ物理的耐用年数を満たさない建物までが次
々に建替えられようとしています。
世田谷区でも毎年かなりの予算がそのために使われています。もちろん人
命を守るための耐震工事は早急に必要とされますが、まだまだ使える建物
を壊して次々に新築することが低炭素時代にふさわしいかどうかをそろそ
ろ考える時期に来ているといえるでしょう。
欧米では建物を改修して新しい使い方をする事例が多く見られますが、我
が国でも古くなった建物を改修して再生したり、統廃合で使われなくなっ
た小学校の校舎を改修して他の使い方を始めた例などが話題にのぼるよう
になってきました。
このシンポジウムでは防災や公共投資縮減、省エネルギーの観点も踏まえ
ながら、これからの公共施設のありかたや、これをいかに長く楽しく使っ
てゆくかについて、行政や様々な関係者の視点から考えていきたいと思い
ます。

パネラー
 保坂 展人(世田谷区長)、
 黒崎 輝男(デザインプロデューサー
 鰺坂 徹 (建築家)
 市原 出 (東京工芸大学教授)
 野沢 正光(建築家)
 彦根 アンドレア(建築家)
モデレーター
 小林 正美(明治大学教授)
主催:社団法人日本建築家協会関東甲信越支部世田谷地域会
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